山本周五郎の「青べか物語」の舞台になった浦安。

当時、北は田畑、東と南は海、西は江戸川であり、半農半漁の村で、都心へは直線距離にしてわずか10km余りという位置にありながら、当時浦安から都心に出るには、バス、国鉄（今はJR）と乗り継いで1時間以上を要していたが、1969年に地下鉄東西線が開通し、都心へ出るのに17分と驚くべき早さに変わった。そしてビルが立ち並び住宅、団地が出来それに伴って人口も増加しつつ浦安の町に活気がみなぎるなかで、1971年10月3日結成式、翌1972年4月16日チャーターナイトを挙行し、浦安ライオンズクラブは市川ライオンズクラブのスポンサーにより産声を上げたのであります。

そして、1983年に東京ディズニーランドがオープンし、青べか物語の町浦安から、千葉県の浦安、 日本の浦安、そして今は世界の浦安へと飛躍しつつある我が街と歩調をあわせ、歴代の会長の方々と、メンバーー同一致協力のもとに歩み、1974年に三浦ライオンズクラブと姉妹提携を結び、1977年に5年目の節。1980年に1R1Zと米国4L3エルカミノライオンズクラブと姉妹提携がなされ、1982年に10年目の節。同年の12月、米国アナハイム市プレックファーストライオンズクラブと姉妹提携を結び、さらに1986年6月14日には、浦安シーサイドライオンズクラブをエクステンションし、1987年に15年目の節。1989年に、米国カルフォルニアのシティオブホープの日本庭園造設に対して積極的な協力を行った。

地元の病院である浦安市川市民病院が、新しく行う事業として、在宅患者に対して訪問看護を行う為の医療器具設備の整った巡回用自動車を当クラブが贈呈した。以来、地域住民の方々より大変喜ばれております。

1993年に浦安に三つ目のクラブ、浦安中央ライオンズクラブを誕生させました。昨年10月にはディズニーシーもオープンし、浦安市の人口も（12月末現在）137，486人と増加の一途をたどっており、将来人口は200，000人を目指している発展の街浦安であります。その中にあって私共は、毎年行われている国際大会にもメンバーが多数参加し、世界の浦安にふさわしいライオンズクラブを目指しています。